加工事例
ホームページメニューには掲載しきれない様々な作品、商品や、実際にご依頼いただいた加工例をご紹介いたします。お客様にとってこれから製作する商品のヒントにもなるかと思いますので是非ご参考にしてみてください。
南京錠 加工事例
2017.08.30
エルメスのバーキンの南京錠をベースにした以前のCAD原型から、
模様をWAX時に修正して全面フルダイヤパヴェに加工いたしました。
今回はK18WGでキャストしたので重量が心配でしたが、
中空で製作したので、結果、重過ぎる事なくできあがりました。
画像では分かりづらいかもしれませんが、下面の鍵穴の面以外、
全ての面にダイヤを敷き詰めたので仕上がりは圧巻でした。
カスタムGショック加工事例
2017.08.10
7年ほど前にご注文いただいた、カスタムGショックですが、
かなり使い込んでブラックロジウムメッキが剥がれてしまったので、
メンテナンスと新品仕上げの加工をいたしました。
加工をするためにSV925製のパーツは全て時計本体から外し、
全体のメッキを一度剥離してから仕上げをしました。
こうすることにより、再度メッキをかける際に
しっかりとメッキがかかるようになります。
緩んでいる石が無いかをチェックした後、再度メッキをかけ直し、
時計に取り付けて完成です。
プラチナマーキスリングのリフォーム加工事例
2017.07.20
マーキスダイヤが9石留まっていたプラチナリングを
デザインネックレスにリフォームいたしました。
石座は弊社にあった原型をキャストして、
キャストした石座を研磨し、丸環をロー付け、石留して、
チェーンのコマに通すデザインにすることで
スッキリとしたデザインになりました。
目の細かいチェーンですと、石座の動きが悪くなるため、
スライド付きでありながら目の荒いチェーンを選んだのがポイントです。
画像のように、石座がチェーンに引っ張られることなく、
9石全て下を向いて、ダイヤの並びが綺麗に仕上がりました。
コンビリング加工事例
2017.07.04
リング腕と石をお持ち込みになって、
色違いのコンビリングの製作をご依頼いただきました。
中石の周りに彫留でダイヤを取り巻きたいというご希望でしたので、
お持ち込みの石に合うサイズの石座をCADで製作し、
液ゴムをとってからそれぞれの素材に鋳造し、
鋳造した石座パーツとお持ち込みのリング腕を組み合わせ、
ヘアライン加工でアンティーク調に仕上げました。
マネークリップの加工事例
2017.06.21
お客様が元々お使いになられていたシルバーのマネークリップを元に
K18ピンクゴールド+ダイヤモンドVerを製作いたしました。
収縮の少ない液ゴムで型をとり、ピンクゴールドで鋳造いたしました。
その際、デザイン部分とクリップ部分をWAX時に分解し
別々に鋳造いたしました。
そうすることにより、デザイン部分の裏側も綺麗に研磨することが可能です。
ダイヤモンドは全周に彫留めを施し、最後にレーザーマーキングで
素材刻印 石目 お客様のお名前を彫り完成です。
純正シルバーとはまた違う、
Luxな雰囲気に仕上がり大変喜んでいただきました。
リング→ペンダント改作
2017.06.02
K18シトリンリングをペンダントトップに改作いたしました。
とても変わったカットのシトリンで
高さもあるので着用しなくなっていたので、
着けやすいペンダントに作り変えて欲しいというご要望でした。
リングの石座を損なわず、うまく腕だけを切り離して、
残った石座にバチカンをレーザー溶接で取り付けました。
バチカンは弊社の型から合うものを探してキャストしています。
外したリング腕を下取りされたので費用は殆どかかっておりません。
リングの新品仕上げの加工事例
2016.09.30
- カテゴリー:
- 研磨・ポリッシュ
先日に引き続き、リングの新品仕上げです。
状態は綺麗でしたが、リング腕の画像をご覧頂けるとお分かり
頂けるかと思いますが、傷や凹みは完全になくなりました。
また、石の付いている物は、リング、ペンダントに限らず
石の裏側に汚れが付いていますので、仕上げ洗浄により
綺麗になり石の輝きが戻ります。
定期的なメンテナンスで常に綺麗な状態で使っていただけるので
”新品仕上げ”大変オススメです。
リングの新品仕上げの加工事例
2016.09.13
- カテゴリー:
- 研磨・ポリッシュ
今回は、お持ちのリング4点を新品仕上げのご依頼です。
普段、リフォームやアフターダイヤ石留加工などの加工が多いですが、
お持ちのリングを綺麗に磨き直すと、
新しいものを購入しなくても、買ったばかりの様な気持ちに戻り、
また着用頻度が上がったりもします。
衣類や食べ物と違い、半永久的に楽しむ事ができるのも、
ジュエリーの魅力ではないでしょうか?
ダイヤリング 加工事例
2016.05.30
雑誌の写真からデザインのリクエストをいただき、
製作したダイヤリングです。
ダイヤの並びの美しさを最大限に表現する為、
3D CAD造形でデザインデータを起こしてから製作致しました。
センターに1.00ctアップのエメラルドカット、
サイドのパヴェはトータル1.5ctのメレダイヤが入りました。
センターダイヤもメレダイヤもかなり上質なものを使用しましたので、
価格は高価なものになりましたが、
その分美しさは最高で、大変ご満足して頂けました。
ダイヤモンドピアスの加工事例
2016.04.27
- カテゴリー:
- 石留め加工
今回は初めにご予算内で、「なるべく大きなダイヤのピアスを!!」
というご依頼でしたのでまずはダイヤルースをお見せして、
ご納得頂いてから加工に入るという流れで進めさせていただきました。
今回のようなケースで一番大切なのは
ダイヤモンドの大きさと品質のバランスです。
今回のお客様もそうですが、通販番組の「1ctアップでこの値段!!」
に影響を受け、最初はかなり無理な大きさのご要望でした。
もちろん通販でご覧になったようなルースもお見せして、
しっかり説明してご納得いただきました結果、
0.76ct×0.77ctのダイヤに決まりました。
ノーソートの石で、少し色甘でしたが
照りが良く台座のWGにセッティングした状態では
色もほぼ白色の綺麗なピアスとなりました。
業界の人間からすると、前出の通販番組の件は
きっと需要があるのだと思いますが
確実に「掴まされている」消費者の方もおられる事を考えると
そういう商品を業界自体が世に出しているという事に心が痛みます。
どんな物でもそうですが。。。安いものには訳があります。。。
今回のお客様も色々お話させていただき、
大変喜んでいただけたのがなによりです。